近年ビジネスインフルエンサー界隈で話題の、プログラムを使用し大量生成を行うジェネラティブNFTコレクション。
一点物のNFTと異なり大量生産が可能なので、初期販売価格が割安なためリスクの少ない投資として高い人気を誇っています。
※そもそもNFTって何?という方はコチラ
そんなジェネラティブNFT投資で気になるのは、初心者でも投資で利益を得るために知っておきたいポイントの数々ではないでしょうか。
当記事ではNFT投資が気になっている方で、まだ最初の一歩が踏み出せない方に向けてNFT投資が注目されている理由や稼ぐために知っておきたいポイントについて深掘りしていきます。
人気ジェネラティブコレクションプロジェクトのWL (優先購入権)を入手する
NFTで最も簡単で手堅く稼げる手法が、人気ジェネラティブコレクションのWL (優先購入権)を入手するという方法です。
ジェネラティブコレクションとはプログラムの力により、数千〜数万規模のNFTを量産するコレクションの総称となります。
そのため1点ごとにクリエイターが労力を割くコレクションと異なり、大量生成が可能なことにより初期販売価格を割安で発行することが可能です。
実例を挙げると日本最大のコミュニティを誇る「Ninja DAO」で約2万点発行された「CNP(CryptoNinjaPartners)」と呼ばれるNFTは発売当初は日本円に換算すると400円前後でした。
ですが人気の高騰と共に今では20万円近く(2022年9月時点)と、100倍以上の価格へ急上昇しております。
またWL (優先購入権)を発行する理由としては、botを使用した悪質な大量購入者が全てのNFTを購入後販売する自体を避けるため。
botの攻撃を受けたプロジェクトは応援していた方々がNFTを購入できないだけではなく、大量の売り圧により価格の暴落が発生してしまいます。
そのためWLを獲得するために様々な制約を設けているプロジェクトが現在主流なため、販売日当日での参入では残念ながら購入することが殆どできません。
フリッパーと呼ばれる合理的主義者の立ち周り
NFT投資家の1つの立ち回り方法として、ジェネラティブコレクション販売直後に速攻で売り抜けて利益を確保する「フリッパー」と呼ばれる人々が存在します。
フリッパーが発生する理由としては、殆どのジェネラティブコレクションは販売直後が最高値となり数ヶ月〜数年に渡り底値を突く傾向が強いため。
そのため販売直後に売り抜けた場合が最も手早く利益を確保することが可能なので、WL獲得後に利確し次のプロジェクトへ立ち回ることで素早く手堅い利益を得ることが可能です。
フリッパーの立ち回りで実は損する理由
一見すると合理的主義に見えるフリッパーの立ち回りは、結論として実は損する場合も珍しくありません。
理由としては人気プロジェクトの場合は底値をついた後に、販売直後の最高値を上回る急激な値上がりが発生する場合があるため。
一例として国内取引高1位と2位を誇るCNP・CNPJでは底値をついた後に一定期間が経過した後、価格が急上昇し販売直後の最高値を更新し続けています。
加えて上記2種のコレクションは、他プロジェクトのWLが付与される場合も多くグラフで確認する含み益より高い利回りを得る可能性が高いコレクションとも言えるでしょう。
またフリッパーと呼ばれる立ち回りはレア個体を引いた場合、相場より遥かに安い値段で出品してしまいがちなので本来得られる利益より割安の利益しか得られないことも。
レア個体は販売前・後を問わず運営の情報を追わなければ分からないことが多いので、ホールドし続けることで高い潜在価値の享受を受けることが可能です。
加えてNFTコミュニティに所有者自ら運営に参加することにより、NFTの価値を推し進めるといったweb3.0特有の立ち回りが行えるのも保有し続けるメリットの1つ。
そのため初期で売り抜けるより保有し続けていた方が高い含み益を目論むことができるという都合上、人気コレクションであるほどフリッパーと呼ばれる立ち回りは損する確率が高くなります。
人気ジェネラティブコレクションプロジェクトの二次流通を底値で拾う
WLを獲得できない方々でも狙えるNFTで稼ぐ定番の方法の1つが、底値で二次流通を拾い今後の値上がりを目論むという立ち回りです。
フリッパーの例でも説明した通り、殆どのジェネラティブコレクションは販売直後が最高値となり数ヶ月〜数年に渡り底値を突く傾向が強いのが主な特徴となります。
つまり底値で人気プロジェクトのNFTを仕込んでおくことで、将来値上がりした場合に大きなリターンを目論むことが可能です。
もちろん購入するNFTは一枚だけではなく、大量に購入することで将来のリターンを大きくすることもできます。
この場合はWLのように購入制限もないため、数百枚近くのNFTを投資して将来のリターンを期待するといった大口注文んも行うことが可能。
そのためWLでの購入と比較すると、慎重な判断が必要な点も二次流通で購入する投資手法の特徴です。
注目・人気の国内ジェネラティブコレクションのプロジェクト一例
NFTで稼ぐための概要を紹介したところで気になるのは、人気国内プロジェクトの一例ではないでしょうか。
そこで国内で高い人気を誇るNFTジェネラティブコレクションの一例として、以下の内容をそれぞれ紹介してきいきます。
- CryptoNinjaPartners(CNP)
- CNPJ
- Crypto WAFUKU GEN
- AopandaParty(APP)
- Live Like A Cat(LLAC)
それぞれ順番に、概要を深掘りしていきましょう。
CryptoNinjaPartners(CNP)
国内トップの時価総額と取引量を誇るCryptoNinjaのファンアートジェネラティブコレクションがCryptoNinjaPartners(CNP)です。
CNPは発売当初は日本円に換算すると400円程度の格安ジェネラティブコレクションでしたが、発売後に底値を付いた後価格が急上昇。
2022年10月現在では1個当たりの価格帯が、日本円に換算すると20万円近くと高額NFTの1つになりました。
国内ではダントツの時価総額と取引量を誇る、今後ブルーチップと呼ばれる銘柄と化すのを期待できるコレクションとなっております。
CNPJ
CNPJはCNPのファンアートとしてfounderの「うじゅうな」氏が、職業をモチーフにしたジェネラティブコレクション。
CNPに次ぐ国内時価総額2位を誇るコレクションで、こちらも底値を付いた後に発売直後の最高値を上回る値動きが発生しています。
CNPJに関する概要は以下の記事で具体的な概要を解説していますので、興味がある方は是非併せて参考にしてみてください。
Crypto WAFUKU GEN
Crypto WAFUKU GENは1点物コレクションCrypto WAFUKUから派生した和服を着た女の子がモチーフのジェネラティブNFTコレクションです。
Crypto WAFUKU GENの特徴は発売後にイベントの数々を耐えずに開催する打ち手の多さで、運営努力により発売後もジワジワと価格が高騰しております。
既存のNFTをバーン(消滅)させ新たなNFTを入手できる、季節毎によるキャラクターの着せ替え機能を備えた「ころもがえ」機能や毎日開催のスペースなど絶えず多彩なイベントを開催。
デザインが可愛いNFTというだけではなく運営や所有者だけではなく気軽に企画に参加できるお祭り感が魅力のNFTコレクションとなっております。
Crypto WAFUKU GENに関する概要については、以下の記事でも概要を深掘りしていますので是非併せて参考にしてみてくださいね。
AopandaParty(APP)
AopandaPartyはninjaDAOの初期から活躍する、アニメーター系インフルエンサー「Ao」氏が手がけるジェネラティブコレクションです。
発売前のため値動きや発売後の流れに関しては、今後追記を行なっていきます。
AopandaPartyに関する概要については、以下の記事でも概要を解説していますので興味がある方は併せて参考にしてみてくださいね。
Live Like A Cat(LLAC)
Live Like A Cat(LLAC)はインフルエンサー「しゅうへい」氏と、リードデザイナー「うむこ」氏がfounderを務めるジェネラティブコレクションです。
発売前のため値動きや発売後の流れに関しては、今後追記を行なっていきます。
Live Like A Cat(LLAC)の概要については、以下の記事でも概要を深掘りしております。
NFTで稼ぐための準備方法
プロジェクト例を紹介したところで気になるのは、実際の購入方法ではないでしょうか。
結論としてNFTで稼ぐための下準備として、以下の3ステップを踏む必要があります。
- 取引口座の開設・イーサリアムの購入
- MetaMask(メタマスク)の導入
- 取引口座からメタマスクにイーサーリアムを移転
それぞれ順番に解説していきますね。
取引口座の開設・イーサリアムの購入
NFTを購入するためには、NFTの購入用と別に「取引時に発生する最低限の手数料(ガス代)」が必要になります。
そのため仮想通貨の取引口座を開設した後に、イーサリアムの購入が必要です。
取引所の概要については、以下の記事で詳細を深掘りしていますのでご存じでない方は参考にしみてくださいね。
取引所の概要は大体分かっている方で、開設を済ませていない方は取引口座の開設手続きだけでも済ませておきましょう。
最初は初心者でもスマホで簡単にイーサリアムが買える、Coincheck辺りを検討してみても良いかもしれませんね。
MetaMask(メタマスク)の導入
取引所を開設した後は、MetaMask(メタマスク)と呼ばれるウォレットが必要になります。
ウォレットについては以下の記事で概要を深掘りしていますので、併せて参考にしてみてくださいね。
MetaMask(メタマスク)は、NFTを取引するOpen Sea(オープンシー)を利用するために必須な接続ポートのようなものです。
MetaMask(メタマスク)の導入方法についても、以下の記事で概要を紹介していますので併せて参考にしてみてください。
取引口座からメタマスクにイーサーリアムを移転
取引口座とメタマスクの準備が終わったら、イーサリアムを購入後にメタマスクへイーサリアムを移転する必要があります。
メタマスク当てのアドレスは以下の矢印部分になりますので、こちらをコピーして取引所からの送金が必要です。
取引所からの送金方法は、利用する取引所によって異なるので公式サイトをご参考ください。
メタマスクにイーサリアムを補填したら、NFTを購入する準備完了です。
初心者でもジェネラティブNFTで稼ぐために知っておきたい3つのポイントまとめ
最後に初心者でもジェネラティブNFTで稼ぐために知っておきたい、3つのポイントについておさらいしていきましょう。
- 人気ジェネラティブコレクションプロジェクトのWL (優先購入権)を入手する
- 合理的主義に見えるフリッパーの立ち回りは、結果として実は損する場合も珍しくない
- 人気ジェネラティブコレクションプロジェクトの二次流通を底値で拾う
これからNFTの購入を検討している方は、参考としてお役立ていただけたでしょうか。
ハイリスクハイリターンで短期的な値上がりを期待できる上に、成長産業として近年注目されているNFT投資。
今後参入者が増加するにつれて比較的入手が容易だった人気NFTも、今後獲得する難易度が徐々に高くなっていくことが予想されています。
そのため人気の高いNFTを入手して高い利益を目論むためには、競争が激しくなる前に早期参入が必然的に必要です。
NFT投資を始めるためには国内の定番取引所「Coincheck」など、仮想通貨の口座を開設するところから始めてみては如何でしょうか。